ストップランプが点きっぱなし!
2017年8月27日 カテゴリー:くるまの元気屋
AE111 平成9年式 トヨタ カローラ 137千キロ走行
今日の入庫は、走行中ブレーキを踏んでいなくても、
ストップランプが常に点灯してしまう! という症状です。
怪しい箇所はまずストップランプスイッチですので、点検してみますと
正常に作動しておりました。もう少し点検を進めていくと、
ブレーキペダル側についている、ブレーキスイッチのクッションが破損で外れている
ことが解りました。
このクッションが無いと、ストロークが足らずにスイッチ接点が押し切れない
為、ブレーキワンプが点灯していしまうという原因でした。
クッション自体は、単品で部品が出るので今回はこの部品を交換して
修理完了しました。
万が一このような症状になったら、修理工場に早く持ち込むのが良いですが
すぐに持ち込め無い場合、ブレーキランプが点きっぱなしでは、
バッテリーあがりを必ずしますし、場合によっては熱を持って、
コンビネーションレンズの破損や最悪火災ということも考えられます。
このような場合には、バッテリーのマイナス端子を取り外しておくという
応急処置をするとよいでしょう。
自動車検査員 奥林